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血糖値が気になる・・・食物繊維で血液いきいき!
糖尿病の基礎知識

糖尿病とは

インスリン 糖尿病とは、簡単に言えば、血液中のブドウ糖(血糖)が多くなりすぎた状態のことを言います。その原因となるのが「インスリン作用」の不具合です。

インスリンは、ホルモンの一種で、ブドウ糖を細胞内に取り込み、蓄え、エネルギー源として使える状態にします。通常は、この働きにより血糖値は適切に保たれていますが、インスリンが不足する、又はうまく働かないと、細胞内にブドウ糖をうまく取り込めなくなり、血糖値が高くなります。これが「糖尿病」です。

日本の糖尿病患者は年々増え続け、現在は40歳以上の3人に1人が糖尿病もしくは糖尿病予備軍と言われています。(厚生労働省「平成19年国民健康・栄養調査」より)

糖尿病の種類

糖尿病には大きく分けて二つの種類があります。
自分の体内でインスリンを分泌する事ができなくなるのが、1型糖尿病です。子供のうちに発症することが多く、この場合、インスリン治療が必要となります。糖尿病患者の約5%が、この1型糖尿病です。

また、食べすぎ、運動不足、ストレスといった生活習慣などが原因となり、インスリンの分泌が少なくなる事又は働きがわるくなる事で発症するのが、2型糖尿病です。他にも、両親や親族に糖尿病患者がいる場合も発症しやすいとされており、日本の糖尿病患者の95%が2型糖尿病だと言われています。この場合は、食事療法、運動療法が中心となりますが、インスリン治療も有効とされています。
糖尿病を防ぐには

肥満を防ぐのが第一!

糖尿病の危険因子で最も大きなものはなんといっても肥満です。
肥満度を計算する基準として、BMIというものが一般的に使われています。

BMI=体重□kg÷身長□m÷身長□m
この値が25以上になった人が肥満に分類されます。また、この値が22の時、統計的に最も病気にかかりにくい、適正体重であると言われています。

肥満を防ぐには、運動と食事のバランスです。
有酸素運動を積極的に取り入れ、食べ過ぎずに栄養のバランスを取ることが大切です。

食物繊維で予防!

食物を包み込む 糖尿病を予防するには、血糖値の上昇を抑える事も大切です。血糖値の急上昇が繰り返されると、高血糖の状態が続き、糖尿病の発病につながります。

熟した果物や海藻類に多く含まれる水溶性食物繊維は体内で溶けて、胃の中で食物をつつみ込むので、食後の急激な血糖値の上昇を抑える事が期待できます。

また、同じ食事でも、食べる順番によって上昇の仕方は大きく変わります。はじめに糖質が多い主食や、脂質の多い主菜を食べるよりも、まずは食物繊維を摂取することで、より糖質や脂質がゆっくりと吸収されるようになります。

<参考元>やずや食と健康研究所http://yazuken.jp/subsidy/2007/ 2007年助成研究(金本郁男 ※所属は助成当時のもの)

まずはここから改善

食事の際に、次2つのことに注意をしてみましょう

  • ゆっくり噛んで食べましょう

    肥満の人は、肥満でない人に比べて早食いの習慣がある事がわかりました。食事の量が少量であっても、ゆっくりとよく噛んで食べる事で、満腹のサインが脳に届きやすくなるので、食べすぎを抑えてくれます。
    いつもより、よく噛むという事に意識をしながら食事をしてみましょう。

  • 食べる順番を見直してみましょう

    食べる順番の図 例えば外食時、パスタとサラダのセットを注文したとします。
    あなたならどちらから食べますか?
    この場合、サラダから食べるのが良いでしょう。
    パスタには、糖質が多く含まれておりますので、いきなり胃に入れてしまうと、血糖値が急上昇してしまいます。
    それを防ぐために、食物繊維が豊富なサラダから食べるのが良いでしょう。

    しかし、サラダにも注意が必要です。
    サラダには何が入っていますか?ポテトサラダやマカロニサラダには、糖質の多いじゃがいもや、マカロニが使用されています。また、マヨネーズで和えていませんか?ハムなどは入っていませんか?マヨネーズやハムには、脂質が多く含まれますので、こちらも後に食べるのが良いでしょう。

    サラダは野菜サラダや海藻サラダを選び、先に食べ、糖質・脂質の急激な吸収を抑えましょう。

    サラダが無い場合は、食物繊維が豊富で、手軽に摂取できる、とろろ昆布が便利です。血糖値の急激な上昇をより防ぐには、砂糖や甘味料を使っていない、無添加のものが最適です。

※糖尿病と診断され、食事療法を受けている方は、その指示に従った食事を摂るようにしてください。
※食品を摂取することにより疾病が治癒することはありません。身体に不安を抱えている方は、必ず医療機関へ相談してください。
※栄養素を一度に多量に摂取することで病気のリスクが減ったり、より健康が増進することはありません。バランスの取れた食生活を心がけましょう。
※当ページで提供しております情報は、医療行為を行うものではありません。現在治療中の方は、必ず主治医に相談の上ご利用ください。
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